こんにちは、博士(ハクシ)ちゃんです。
こんにちは、ハクシの夫のカイです。
当ブログをご訪問いただき、どうもありがとうございます。
さて、今日は初めて夫・カイとデートをした時のエピソードについてご紹介したいと思います。
このお話はアメブロでもご紹介したので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
アメブロには書かなかった内容も追記しましたので、アメブロからお越しいただいた方にも読んでいただけると嬉しいです。
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お散歩中の出来事
その日は6月でしたが、梅雨の晴れ間で久しぶりに爽やかな天気でした。
それで、2人で六本木までお散歩することにしました。
実はこれが私たちの初デートでした。
それまでは主に私の家で過ごしていたので、一緒に出かけるのは初めてだったのですね。
歩き始めてしばらく経った時に、カイさんが
すいません、公共料金を払わないといけないので…。
直ぐ終わります!
と言って、コンビニに立ち寄りました。
すぐに終わると言われたので、私は店には入らずに外で待っていました。
少しして店から出てきたカイさんの手には、なぜか現金が握り締められていました…。
1万円札ばかり。
まあ、それなりにまとまった額です。
なんですか、このお金
僕の今の全財産です。少ないけど…。
な、なるほど…。全財産なんですね。
(で、なぜ今それをこの人は下ろして来たんだ??)
結婚するなら、これからお金を貯めないといけませんよね。
僕はお金の管理が苦手なので、やっていただけませんか?
!!!!!!!!!!!!
なんなんだこの人は…
いや良いんですよ、私がお金の管理をすること自体は。
私も大してお金の管理は得意ではないけど、でも一任されるなら、本気出してやりますよ。
でもそれ以前に、この人他人を信用し過ぎなのでは…。
私とカイさんとは若い頃にも少しだけ会ったことがあり、そして今回のお見合いも、お互いが尊敬している共通の先輩に仲介して頂いたから、まあなんというか、身元は確かではあります。
でもだからと言って、いきなり全財産を渡してしまうのは少し、いやかなり怖い気がするのだけど…。
まだ付き合って数日ですし。
私が裏では、めちゃくちゃセコい銭ゲバ守銭奴である可能性も否定できませんよ!!
えー、そんなことは絶対にないから大丈夫ですよ。
お金持ってると、僕いつの間にか使っちゃうんで…
いきなり全財産を手渡され、恐ろしくなった私は、すぐさまそのコンビニに入り、ATMで自分の口座に全て入金しておきました。
世の中にはいきなり人を全面的に信用してしまう邪気のない人がいるんですね…。
こういう人が他人に騙されず、幸せに生きていける世の中になりますように。
その後、お店にて
さて、この日はしばらくブラブラ歩いたあとで、六本木のハードロックカフェに入りました。
私もカイさんも音楽が好きですし、このお店には大学院生の頃によく行っていたので、なんだかとても懐かしくなって久しぶりに行くことに。
お店に入る前から、カイさんはとてもワクワクしていました。
実はぼく、ハードロックカフェって入ったことないんですよ!
え、そうなんですか!
なんか意外・・・
昔一度入ろうとしたけど、結構値段が高いじゃないですか。
それで怖くて入れなかったんです。
ははは。
今なら大丈夫ですよ、我々ももう大人ですし。
とかなんとか言いながら久しぶりに入ったHard Rock Cafe Tokyo(←六本木店はこれが正式名称だそうです。今記事を書くに当たって調べて、はじめて知りました。)は、私が足繁く通っていた頃とは結構雰囲気が変わっておりました。
まず店内が全面的に禁煙になっており、内装も以前よりも落ち着いた大人な雰囲気のお店になっていました。
昔はもっとカジュアルな雰囲気で、あちこちで外国人がタバコを吸いながら大声で騒いでいたようなお店だったので、これにはびっくりです。
↑
その日、お店で撮った写真がこちら。
で、お席に通されてからメニューを見ると、さらに驚愕。
確かに
高い!!!!!!!!
ではありませんか!!!
ハードロックカフェって、こんなに高かったっけ?
ビール一杯が1000円弱、フードなんて軒並み高過ぎて、おつまみでさえ頼むのを躊躇してしまいました。
こんなに高い店にどうやって私、学生の身分で来ていたのだろう・・・。
当時は学生だったので、金銭的には特に余裕はなかったはずですが、ハードロックカフェを高いと思ったことは一度もありませんでした。
来ていなかった20年弱の間に値上がりしたのか。
昔のハードロックカフェの価格帯を覚えていないので確実ではないけど、20年も経てば当然値上げはされているでしょう。
でもそれ以上に、つい先ほど結婚資金を貯めるという任務を請け負ったせいで、やたらと高く感じてしまう気がしました。
というのは、それまでの私は独身の気楽さもあって、お金のことをあまり真面目に考えずに生きて来ていました。
ものすごい無駄遣いはしないけど、大して節約もしない、という時期が長かったのですね。
それが突然お金を貯める(この時は具体的な期限や金額はまだ決まっていなかったけど)という目標ができたので、ものの値段というものをよりはっきりと意識するようになったのでしょう。
この日は結局、2人ともビビりながら一番安いカクテルと食べ物を注文し、終始ビクビクしておりましたが、私は妙に
これが結婚かー
と、感慨しておりました。
そしてこの日を境にお金に対する意識が変わり、これは現在もずっと続いていることなので、このハードロックカフェの出来事は
独身時代の終わり
という感じがして、私にとってはとても印象深いのです。
★★★おわり★★★
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
また次の記事も読んでいただけると嬉しいです。