こんにちは、博士(ハクシ)ちゃんです。
当ブログをご訪問いただき、どうもありがとうございます。
こんにちは、ハクシの夫・カイです。
このブログでは、中卒の夫・カイと博士号を持つ妻・ハクシの日常をご紹介しています。
学歴差があっても、とても楽しく暮らしていますよ!
さて、ここまで僕たちの出会い〜結婚に至るまでの話をして来ましたが、今回はいよいよ婚姻届を提出した時についてお話しします。
ここまでの関連記事は、下記のリンクから読めます!
婚姻届提出の日の選定
2017年の秋にカイさんの引っ越しが完了してひと段落すると、あとは婚姻届を提出するだけになりました。
この頃になると、結婚資金もぼちぼち貯まって来ていました。
とは言えこの時点では結婚式や新婚旅行については、具体的な計画もこうしたいという希望もまだなかったので、とりあえずお金を貯めているような感じでしたが。
で、実際に婚姻届を提出する日を決めることになりました。
状況的にはいつ提出しても良かったのですが、カイさんはこういう何かの日付に結構こだわります。
この時も、
一生ふたりの結婚記念日になるのだから、きちんと決めましょう!
お互いの誕生日の中間の日にしませんか?
ちなみに中間日は夏なので、来年の夏に提出しませんか?
えええー!!!
挨拶まで行って引っ越しもしたのに、なぜに半年以上先送りにするのだ、、、
しかも誕生日に絡めると、個人情報が漏洩しそうだから嫌だな
うーん、じゃあ、12月23日は?
天皇誕生日で毎年休みになるから
※注)当時は12月23日が天皇誕生日でした
天皇が変わったら、休日じゃなくなるのでは、、、、
そんなこんなでなかなか決まらなかったのですが、結局2018年の2月某日が日柄が良かったので、
この日が良いんじゃない?
覚えやすそうだし
(もうこれ以上考えるの嫌だし)
そうですねー、ハクシさんが良いならその日にしましょう
ということになりました。
ちなみに私たちはいつも大体こんな感じで、カイさんは何かを決める時に色々な案を出すのですが、出すだけなのです。
カイさんは絶対に自分では決定しないので、全部私が決断します。
なぜそうなのか、一度理由を聞いたところ、
ミニオン気質だから
とのことでした。
カイさん曰く、「ミニオン気質」というのは、
別に誰かに決めてもらおうとか思っているわけでもなく、気づくと自然と誰かに決定して貰っており、そしてそれに自動的に従ってしまう
のだそうです。
ミニオンズ (字幕版)
婚姻届の準備
そういうわけで、続いては婚姻届やその他必要な書類の準備をしました。
婚姻届の用紙は、とりあえずネットで見つけてプリントアウトしました。
確か、札幌市のウェブサイトで公開されていたpdfファイルをダウンロードした記憶があります。
ちなみに婚姻届は各市町村役場の窓口でも貰うことができるのですが、ダウンロードした方が楽なので横着しました。
調べてみると可愛らしい婚姻届がたくさんあって、買うこともできるみたいですね。
猫ちゃんとか↓
こちらはアラジン↓
美女と野獣も!!↓
こ、これは、、、
旦那さんが野獣ってことになってしまうけど、良いんでしょうか、、
でも野獣は実は王子様だったから、良いんじゃないでしょうかね
閑話休題。
婚姻届の保証人2名は、私が非常勤講師をしている大学の助手さん2人にお願いしました。
当時、普段からプライベートでもしょっちゅう遊んでいた助手さん達で、カイさんとも面識がありました。お2人とも、快く引き受けてくださいました。
その他の戸籍やら何やらも取り寄せて、これでもうあとは当日これらの書類を区役所に持って行くだけ…。
ついにとうとう私、結婚できるんだ
と、胸がジーンと熱くなりましたよ。
そして何の収穫もない辛くて長い婚活や、それ以前の全然モテなかった辛くて長い人生が、走馬灯の如く脳裏に浮かんでは消えました。
過ぎし日々は走馬灯のごとく
晩婚の人の多くは「異性との出会いが出会いが無かった」と言います。
そして実際にその通りだったのだろうと思いますが、私の場合は違います。
私は工学系を専攻していたので、学生時代もその後の研究者生活でも、周りには男性がものすごくたくさんいました。
工学畑では女性は少ないので、みんなものすごくモテます。
そのモテっぷりを表現するとしたら、アナタハン島事件の比嘉和子さんのようなものです。
アナタハン(字幕版)
船乗りが何ヶ月も男だけで船上生活をしていると、ジュゴンですら人魚に見えてしまうようなものかもしれません。
工学系の女性は、ただ「性染色体がXXである」というだけでモテるのですよ。
しかし、何故か私はこの工学畑に於いてすら全くモテず、そのお陰で同僚の男性達ととても良い友人関係を築いて、40歳まで独身を貫いていました。
こんな環境でもモテなかった私は、言ってみれば『真性非モテ』なのであります。
周りに異性がいないから結婚できないという人たちは、『仮性非モテ』です。
出会いはふんだんにあった、でも私はモテな過ぎた。
自分がずっと独身だった理由は、ただこれだけ。
モテないからずっと結婚できなかった、どうだ、凄いだろ!!!
もしかして私、「モテない勇気」とか「非モテ力」とかの本が書けるかも知れない。
書いたところで、どこにも需要ないだろうけど。
事前に区役所に行ってみた
こうして書類は揃ったものの、ここで私はふと不安になりました。
もしも書類に不備があったらどうしよう…
もしも書類に不備が見つかって直すことになったら、そしてもしそれが保証人の箇所だったとしたら、決めた日に婚姻届を提出するのは難しくなります。
色々考えて選んだ日付だったので、この日に提出出来ないとなると、また考え直さないといけません。
そうすると、また結婚が遠退いてしまう。
やっとここまで来たと言うのにも関わらず、だ。
ということで、事前に一度区役所に行くことにました。
ーーー
婚姻届を書いたんですけど…
窓口の人「あー、はいはい、ご提出ですか?おめでとうございます。お預かりします」
あ、それが違うんです…。
別の日に提出したいんですけど、書類に不備が無いか見ていただきてもよろしいでしょうか
窓口の人「良いですよ。戸籍謄本もありますか?」
あります、あります
窓口の人は一通り書類を確認してくださいましたが、ふと手を止めて曰く、
窓「あれ、これもしかしてシャチハタかな?」
指定された箇所は、保証人の印鑑でした。
助手さん2人に書いて貰った、例の署名です。
あ、これ目の前で書いていただいたんですけど、確かに1人がシャチハタでした。
まずいですか?
窓「うーん、でもご署名もあるし、結婚する本人同士の印鑑じゃないから大丈夫ですよ」
良かった…。
また書いてもらうのも申し訳ないから。
窓「随分慎重ですね、、、」
そりゃあ。
だってここまで、モテませんでしたから
ーーー
ところでこの日、この窓口の人にはその他にも戸籍や住民票のことなど、結婚すると必要になることを色々と教えていただきました。
一つ一つの説明を聞きながら、本当にいよいよ結婚するんだなぁ、と思いました。
宗教意識が希薄な現代の日本では、法的な手続きが実質的な『結婚』です。
そういうことも思うと、この窓口の方がキリスト教の神父さんや神道の宮司さんのような、尊い存在に思えました。
★★★つづく★★★
さて、長くなったのでこの続きはまた次回に。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。