こんにちは、博士(ハクシ)ちゃんです。
こんにちは、ハクシの夫のカイです。
当ブログをご訪問いただき、どうもありがとうございます。
このブログでは、中卒の夫・カイと博士号を持つ妻・ハクシの日常をご紹介しています。
学歴差があっても、とても楽しく暮らしていますよ!
さて、前々回のブログ「家事の分担」でお話したように、私は(ほぼ)料理(のみ)を担当しているので、カイさんのお弁当も作っています。
今回はそれについてご紹介したいと思います。
関連記事は、下記のリンクからアクセスできます!
お弁当の記憶
私の実家は代々建設業を営んでいます(詳細は下記のリンク先の記事をご参照ください)。
私が実家に住んでいた頃、母は毎朝父にお弁当を作っていました。
建設業の朝はとても早く、現場によっては4朝時に起きることもありました。
母もお弁当のために、暗いうちから起きていました。
建設業と言っても色々ありますが、父の会社は土木工事をしていました。
山の中の現場だったりすると、近くにお店が無いこともあるので、どうしてもお弁当を持たせないといけなかったのですね。
で、現場は基本的に夏は暑く冬は寒いので、保温弁当箱が重宝したのだと思います。
・・・なんとなく、夏に保温弁当箱を使ったら余計に腐りそうなものですが、菌が最も繁殖するのは人間の体温に近い30~40℃くらい。
保温弁当箱はそれよりもずっと高い70℃近くをキープするので、意外にも夏場でも中身は腐りにくいそうです。
私が起きる頃にはもう父は家を出ていたので、母のお弁当作りを見ることはありませんでした。
でもたまに早起きすると、母が塩鮭などを焼いては象印の保温弁当箱に詰めていて、そういうのを
へー、お弁当ってこうやって作るんだ・・・
と思いながら見ていました。
そういうわけで私もカイさんと一緒に暮らすようになってからは、ごく自然とお弁当を作って持たせるようになりました。
子供の頃から母のお弁当作りを見ていたので、刷り込まれていたのでしょう。
現場用のお弁当箱
カイさんのお弁当は、最初は大きめのタッパーに詰めていました。
が、やっぱり保温弁当箱に詰めてあげたくなりました。
建設業のお弁当箱といえば、やはりこれですよね。↓
父も愛用していた象印の保温弁当箱です。
父だけではなく、私の祖父も叔父も全員この保温弁当箱を使っていました。
ということで、私もカイさんにAmazonでこのお弁当箱を買いました。
ご飯がお茶碗4杯分入る、一番大きいやつです。
ちなみに象印とともに昔から保温弁当箱界の二大巨頭を張っているのがタイガー。
タイガーからも似たような商品が発売されています↓
こちらもお茶碗4杯分のご飯を入れることができます。
象印よりも少しスリムに見えるような??
ちなみに私が買った2017年当時は、タイガーよりも象印の方がほんの少し保温力が高かった記憶があるのですが、現在はどちらも6時間とのことで、あまり差は無いようです。
ご飯以外も容量もほぼ同じ、値段も大体同じです。
ところでAmazonを見たら、昔はなかったサーモスの物もありました。
こんな感じです。↓
なんか色使いやバッグがお洒落だし、ちょっと欲しくなってしまった。
でも容量が小さいので、カイさんが現場に持っていくことを考えるとこれは却下せざるを得ませんでした。
デスクワークなら、持ち運びやすそうですし、こういう方が良いのかも知れません。
現場弁当の条件
子供の頃に母のお弁当作りを観察していて気付いたことがありました。
それは、次の3つ。
①ご飯の量が多いこと
②おかずの塩分が多いこと
③火を通してないものは入れないこと(ただし梅干は除く)
①ご飯の量が多いこと
現場作業員は1日中体を使っているので、たくさん食べないとどんどん痩せ細ってしまうのですね。
保温弁当箱のお米の量がやたら多いのは、こうした現場のニーズを汲み取った結果なのかも知れません。
②おかずの塩分が多いこと
やはり現場作業はたくさん汗をかきます。
真冬でも汗をかくので、塩分を多めにしておかないといけないのでしょう。
母はよく父のお弁当に、梅干と塩鮭、濃い目のお味噌汁を入れていました。
長い目で見ると、あまり体には良くないのだろうけど、まぁ仕方ないですね。
③火を通してないものは入れないこと(ただし梅干は除く)
これは現場弁当というよりも、保温弁当箱の特性のためだと思います。
普通の弁当箱とは異なり、保温弁当箱はずっと中の温度が高いままなので、火を通していない食材は傷んでしまいます。
ただし梅干のような、味が濃い保存食は例外です。
塩昆布も大丈夫です。
さて、私もカイさんのお弁当を作るにあたり、この3つの条件を守るように心がけていたのですが、実際にやってみると、①と②はまだしも③がかなりの難題でしたね。
いろどりを良くしたくても、③の制約のせいで、ミニトマト・レタス・きゅうり・青じそなどなど、生野菜は一切入れられないのです・・・。
インスタなどで、曲げわっぱのお弁当箱にレタスやトマト、漬物がきれいに盛り付けされているのを見ると、とても羨ましくなります。
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憧れの曲げわっぱのお弁当。
それなら自分のお弁当を曲げわっぱで作れよって感じですが、自分のお弁当はなぜか作る気になれません。
実際のお弁当
ちなみに、これが実際のお弁当です。
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写真はカイさんが食べる前に、毎回撮影して送って来てくれるので、それを使用しております。
とりあえず、お米!
毎回ちゃんとお茶碗4杯分詰めています。
ご飯には、塩分摂取のために大きな梅干を乗せています。
この梅干は、実家の母や親戚のおばさんが、年に一度作ったものを私にもお裾分けしてくれるので、それを使っています。
通常の梅干よりも大分しょっぱいので、土建屋さん以外にはお勧め出来ないシロモノです。
前述のように、保温弁当箱だとお弁当の赤の代表格・ミニトマトが使えないので、その代役も務めてくれています。
防腐剤の役割も兼ねているので、一つで三役の優れものおかずですね。
ところで、象印の保温弁当箱はご飯のケースが長細いので、上にだけ梅干を乗せると下の方のご飯が味気なくなってしまいます。
ということで、実はご飯は毎回三段構造で、
・一番上の段:写真に写っている梅干とごま塩
・真ん中の段:塩昆布
・一番下の段:ふりかけ
こんな感じになっているのだけど、写真だと全然わかりませんね。
つづいて、肉だらけのお弁当です。
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お肉は毎回入れる必須アイテムですが、この日は、おかずがハンバーグなのに、ご飯にも鶏そぼろを乗せています。
普通に考えたら、肉だらけ…。
でも現場作業員は、これくらいタンパク質攻め(責め)してちょうど良いのですよ。
カイさんはそぼろが大好きなので、週末に大量に作り置きをしておいてお弁当に使っています。
この日は鶏そぼろお弁当は、その下に海苔を刻んで敷いています。
この日は珍しくおでん弁当です。
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保温弁当箱は、汁物ケースに熱い汁物を入れることによって、温度を保つ構造になっています。
この汁物ケースにはお味噌汁を入れることが多いけど、熱くて汁気が多いものなら大抵何を入れてもOKなので、おでんやつゆだくの牛丼、煮物などを入れることもあります。
おかずは前日の晩ご飯の残りのテリヤキチキンです。
こちらは、とっても普通の焼肉卵焼き弁当
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お肉はおそらく、豚の生姜焼きです。
汁物も豚汁なので、豚の占有率が高いです。
ちなみにこの頃多用していたブロッコリーですが、実はカイさんがあまり好きではないということがしばらくしてから判明したので、現在はほぼ使ってしません。
もっと早く言ってくれれば良いのに、と思いましたが、カイさん曰く、
別に食べられないわけではないし、作って貰っているのに申し訳なくて言えませんでした
とのこと。
さすが、ミニオン気質・・・。
またこれからも、時々お弁当の写真をアップしたいと思います。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
また次の記事もお読みいただけると嬉しいです!