第46話 カイの長期出張 3

博士

こんにちは、博士(ハクシ)ちゃんです

かい

こんにちは、ハクシの夫のカイです

当ブログをご訪問いただき、どうもありがとうございます。
このブログでは、中卒の夫・カイと博士号を持つ妻・ハクシの日常をご紹介しています。
学歴差があっても、とても楽しく暮らしていますよ!

さて、前々回、前回のブログで、夫・カイが九州支社へ長期出張した時のことについて書いてきましたが、今回もその続きです。
今回はカイが滞在先の九州から、単独で山口の実家に帰省するお話です。

かい

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この記事の内容

予定変更

★ ここまでのダイジェスト ★

新婚早々の2018年の11月、夫は九州の支店に40日間の長期出張に行きました。

滞在先がカプセルホテルだったので、私達はゆっくり電話をすることも出来ませんでした。

ということで決定はしていなかったものの、なんとなく11月23日からの3連休辺りで、
一度私が九州に行こうかということになっていました。

そんな11月のある日のこと。
カイさんから電話がありました。

かい

今日久しぶりに父に電話しました。
今、九州にいることも言いました。

博士

へー、びっくりしてたでしょ

かい

そうですね。
僕がこんな遠いところまで出張するようになったことを、喜んでいましたよ笑。

まあ、そうですよね。
お義父さんの立場からすると、高校を中退した息子が(ブラック企業とは言え)会社員になり、九州の支社に出張まですることになったら、ものすごく嬉しいかも。

博士

九州からだと、実家近いですよね
(※カイの実家は山口県)
遊びに行けるんじゃない?

かい

そうですね…。
でも実家に行っても、どうせ親父しかいないから、なんか気まずいけど…
(※カイの母は病気で早逝し、妹は実家を出て1人暮らししていたため、当時カイの実家には父が1人で住んでいました)

博士

良いじゃないですか。
こっちから行こうとすると時間がかかるから、近くにいるうちに行った方が良いのでは

かい

そしたら、三連休で行こうかな。
三連休の時にハクシさんがこっちに来てくれるって言ってたけど、予定変わっちゃっても良いですか?

博士

それは別に良いよ。
私はその次の週とかでも、行けないこともないし。

とは言ったものの、普段カイさんが予定を変更することは殆ど無いので、なんだか珍しいなと思いました。
でもせっかく実家の近くに滞在しているのだし、別に私が九州に行くのは、もう少し後でも良いかな、と思いました。

カイの心配

先にも書いたように、カイさんは帰省前、

かい

よくよく考えたら、母が死んで妹も家を出てから、一人で帰省したこと無いかも…。

かい

家で親父と2人って、どんな感じになるのか全く想像できない

と、やたら心配していました。

たしかに、この1年くらい前に結婚のご挨拶で山口に行きましたが、その時は私も一緒でした。
妹のエムちゃんも帰省してくれていたし。

お義母さんが生きていた頃は、カイさんが一人で帰省することもあったそうですが、お義父さんが一人暮らしになってから帰省したことは無かったようで、

かい

親父と2人で、話すことあるのかな…。
なんか、間が持たなそう

と、しつこく心配していたのです。
まぁ実際に、お義父さんもカイさんもどちらも無口なので、間が持たなそうというのは分からなくもないですが。

カイの単独帰省

さて、2018年の11月24日(土曜日)のこと。
カイさんは九州の出張先から、実家のある山口県に帰りました。

本来ならその前日の11月23日(勤労感謝の日で祝日)からお休みのはずでしたが、仕事が忙しくて休めず。
24日も午前中仕事をしてから帰省したので、新幹線で新山口駅に到着した時には、もう日が暮れていたようです。

この時カイさんが送ってくれた写真です↓

新山口駅。もうどっぷり日が暮れていますね。

ちなみに先述したように、カイさんは帰省前に散々、

かい

親父と2人で、話すことあるのかな…。
なんか、間が持たなそう

と心配していましたが、いざ帰省してみたらとても楽しかったようです。

駅にはお義父さんが車で迎えに来てくれていて、途中2人でスーパーに立ち寄ったりしながら、家に帰ったそうです。
夜はお義父さんと2人で、買って来たお刺身などを食べ、親子水入らずでお酒を飲んだりしたそうです。
(カイさんはあまり飲めないけども)

おばあちゃんに会いに

次の日は、カイさんとお義父さんとで、当時入院していたおばあちゃん(お義父さんの母)のお見舞いに行きました。

おばあちゃんはかなり高齢で、ほぼ寝たきりになっていて、もうずっと入院していました。
だからカイさんは何年も会っておらず、おばあちゃんはカイさんが結婚したことも知らなかったそうで、この時初めて結婚の報告をしたそうです。

耳が遠くなっているので紙に書いて見せたところ、突然シャキッとして、

「カイちゃん、仲良くしなさいね」

と言っていたそうです。

お義父さんが、私がお義父さんと同じ大学出身であることを紙に書いて見せると、とても喜んでくれたそうです。

カイ、父と温泉に行く

病院に行った帰り道、カイさんはお義父さんに誘われて、2人で温泉に行きました。
山口県には温泉がたくさんあります。
この日行った温泉はカイさんの実家の近所にあって、お義父さんが頻繁に通っている馴染みの湯でした。

この温泉についてカイさんはのちに電話で、

かい

親父と風呂入るの、小学校低学年以来でした

博士

へー、なんかいいね

かい

親父が温泉に誘うとは思わなかった
なんだかやっぱり、歳取ったのかな

と話していましたが、とても楽しかったそうです。



そしてその夜。
カイさんはまたお義父さんに車で新山口駅まで送って貰い、新幹線で出張先の九州に戻りました。

★★★ つづく ★★★

博士

今回も最後までお読みいただきありがとうございました

かい

また次回の記事でお会いしましょう!

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