第48話 突然のお別れ 2

博士

こんにちは、博士(ハクシ)ちゃんです

かい

こんにちは、ハクシの夫のカイです

当ブログをご訪問いただき、どうもありがとうございます。
このブログでは、中卒の夫・カイと博士号を持つ妻・ハクシの日常をご紹介しています。
学歴差があっても、とても楽しく暮らしていますよ!

さて、今回は前回に引き続き、お義父さんとの突然のお別れについて書きたいと思います。

かい

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この記事の内容

ハクシ、礼服を準備する

2018年12月10日、お義父さんの急逝の連絡を受けた時に、カイさんから

かい

ハクシさんは明日来てくれればいいですよ

と言われたので、私はその日(12月10日)のうちに出発の準備をしました。

まずはカイさんと自分の分の礼服の準備です。
ちなみにこの時、私の礼服やバッグ、靴など一式は、なぜか実家に預けてありました。
多分実家の方でお葬式があった時に、持ち帰るのが面倒臭くなって、そのまま置いて来てしまったのだと思います。
取りに行けない距離ではないけど(東京から特急で1時間半くらい)、でもこのバタバタしている時に往復何時間も使って実家に行くのは嫌です。

さらに、よく見るとカイさんの黒いネクタイやワイシャツも、綺麗な状態ではありませんでした。
ネクタイは黒地に白カビが生え、ワイシャツは襟が黄ばんでいます。

博士

もう良いや、私の礼服一式とカイさんのネクタイその他、全部買いにいこう・・・

ということで早々に諦め、駅前のAOYAMAで全部揃えました。
(余談ですがこの時期私は、カイさんがいないのをこれ幸いとダイエットに勤しんでいたので、結構痩せていました。そしてこの後激太りしたので、今現在はこの時買った礼服は着られなくなっております。)


本当はカイさんの礼服も、長いこと押入れに入れられていたせいか、なんだかとんでもない異臭を放っていました。
本来ならこれも買い換えるべきなのであろう。

でもさすがに、本人が不在の中で礼服を買うのは難しそうです。
特にカイさんは身長に対して肩幅が広く腕も長い、でも脚は長くないなど、既製品のスーツが合わない体型なので、試着とサイズ直しが必要です。
どうしようかと悩みましたが、幸いにしてこっちはネクタイとは違い、肉眼で確認できるカビは発生しておらず。
細かい汚れはあったものの、とりあえず濡らした布巾で拭き取ったら綺麗に落ちました。
匂いはアイロンのスチームをかけたり、ファブリーズしたりしているうちに何とか誤魔化せる程度になったので、今回はこのまま持っていくことにしました。

羽田空港にて

出発の前日の夜はなかなか寝付けず、夜半過ぎになんとか眠れたものの、早朝4時頃には再び目が覚めてしまいました。
予約した飛行機は朝8時頃に羽田発でしたが、家にいても落ち着かないので早めに空港に移動することに。

と言っても、空港に着いても特にやることもなく、手持ち無沙汰です。
まぁこんな状態で家に1人でぽつんといるよりは、多少気が紛れますが。

本を読んで時間を潰そうかと思いましたが、全く集中できず。
仕方ないのでフライトの時間になるまで、ひたすらラウンジでコーヒーを飲んでぼーっとしていました。

よくよく考えてみれば、山口に着けば久しぶりにカイさんに会えます。
結局出張中は一度も会いに行っていないので、実に1ヶ月以上ぶり。
少し前までは、早くカイさんに会いたいと思っていて、カイさんが久しぶりにあれをしよう、これをしようと楽しみにしていました。
でもまさか、こんな形で再会することになるとは。


時期的にクリスマスが近かったので、空港には大きなクリスマスツリーが飾られていました。

うっすら夜が明けていく窓をバックに、イルミネーションが点灯されていました。
でもなんだか私には自分とは関係ない世界のことのように思えました。
そうこうしているうちにやっとフライト時間になったので、飛行機に乗り込みました。

山口到着

フライトは順調で、無事に9時ごろに山口宇部空港に到着しました。
前回はあんなにはしゃいで竹輪やら何やら買いましたが、今回は事情が全く違うだけに、打って変わってどんよりです。

さて、空港に着いたら、今度は山の中にあるカイさんの実家移動しなければなりません。
空港とカイさんの家はそこそこ距離があり、でも電車などは走っていないので、前回はレンタカーで移動しました。
が、私は運転免許を持っていないので、単独だとレンタカーは使えないのですよね。

平時だったら、カイさんに車でお迎えに来て貰うこともできますが、今は忙しいので、家から空港までの往復にかかる時間を考えると、お迎えに来て貰う訳には行かず。

そういう訳で、前の日のうちにこの移動手段について講じていたのです。
事前に色々調べた結果、どうやらバスで空港から新山口駅までは行けそうでした。
本数もそこそこありました。
新山口駅からカイさんの家の近所までも、本数は少ないものの一応バスがあるようでした。

ということで、事前に計画していた移動手段はこんな感じです。↓

山口宇部空港 ➡︎バスその①➡︎ 新山口駅 ➡︎バスその②➡︎ カイの実家

ところが、当日になってカイさんから電話が来て、

かい

新山口駅まで車で迎えに行きますよ

博士

そっち忙しいでしょ
バスで移動するから良いよ

かい

親戚の人が結構来て、色々やってくれているから、大丈夫です

ということで、新山口駅で待ち合わせすることになりました。



★★★ つづく★★★

博士

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

かい

また来ていただけると嬉しいです

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